日本眼科アレルギー学会は、アレルギー性結膜疾患における基礎と臨床の双方からのアプローチを行い、アレルギー性結膜疾患診療レベルの向上を図り、
患者さまへ適切な医療を提供することを目的として結成された学会です。

日本眼科アレルギー学会

〒169-0075 東京都新宿区高田馬場2-4-7 スタッフルームタケムラ(有)内

03-5287-3801

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新役員挨拶

副理事長 庄司 純

日本大学医学部視覚科学
系眼科学分野 臨床教授

【副理事長就任挨拶】

令和31月より海老原伸行先生が理事長に就任され、日本眼科アレルギー学会が新しい体制でスタートいたしました。今回、副理事長のご指名をいただきました日本大学医学部視覚科学系眼科学分野の庄司純でございます。よろしくお願いいたします。
アレルギー疾患対策基本法の公布により、アレルギー疾患における医療水準の向上と均霑化は喫緊の課題となっております。また、2020年5月に創立されたアレルギー疾患療養指導士認定機構により、2021年からアレルギー疾患療養指導士の認定が開始され、難治性アレルギー疾患に対するチーム医療が強化されることが予想されます。このような時代の流れの中で、眼科医による眼科アレルギー疾患への取り組みの重要性は日に日に高まっていると感じております。
眼科アレルギー疾患でのチーム医療は、眼科医師、看護師、視能訓練士、薬剤師などのスタッフの充実だけでなく、眼科以外の診療科との連携強化も課題の1つとしてあげられます。スタッフ間の連携や診療科間の連携を強化するためには、診療情報の共有が重要であると考えられます。この課題をクリアするためには、QOL調査表などの自覚症状評価法、臨床スコアなどの他覚所見評価法、臨床検査として用いる眼アレルギー検査などの充実があげられます。臨床所見をデータとして集積し、かつ誰でもいつでも病状を把握できる患者情報として共有することが重要であり、そこから導き出される病型診断と重症度の評価は治療指針や新しい治療法の開発に繋がると考えられます。また、治療からのアプローチとしては、抗アレルギー薬、副腎皮質ステロイド薬および免疫抑制薬による局所療法に加え、他科領域で有効性が確認されている分子標的治療薬、抗体療法および舌下免疫療法などの眼科アレルギー疾患に対する治療効果評価は、病態解析や眼科アレルギー治療の発展に不可欠と考えられます。
日々の活動の積み重ねにより、眼科アレルギー診療がアレルギー学分野において強い発信力を発揮できることを願っております。海老原理事長を筆頭に、理事・評議員・特任評議員の先生方、および会員の皆様と共に歩む未来への取り組みに少しでもお役に立てれば幸いと考えております。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

理事(会計) 松田 彰

順天堂大学大学院医学研
究科眼科学 准教授

この度、日本眼科アレルギー学会の理事を拝命いたしました松田です。
学会員として、眼アレルギーの病態解明や適切な治療法の普及に努めるとともに、多くの臨床医、研究者の方々に本学会の趣旨に賛同していただき、活動に参加していただけるよう努力させていただきます。眼アレルギー疾患の中にはアレルギー性結膜炎のように罹患者が多く生活の質を低下させる疾患から、視機能に永続的な障害を残すような重篤な疾病もあり、病態生理の解明とより良い治療法の確立が社会的にも求められています。日本眼科アレルギー学会は眼アレルギー疾患の診断・治療において主導的な役割を果たすことが期待されており、関連する日本アレルギー学会ならびに日本眼科学会と連携して、その責任を果たしていくことが大切と考えています。どうぞよろしくお願いいたします。

理事(渉外) 内尾 英一

福岡大学医学部
眼科学教室 主任教授

この度海老原伸行理事長先生から理事を拝命し、渉外を担当させていただくことになりました。
本学会が学会組織になってから3年あまりが経ち、日本眼科学会関連学会としても認知度が上がってきている重要な時期であると認識しております。日本眼科学会関連学会の中でも、日本アレルギー学会をはじめとするアレルギー領域の他科の多くの学会との関連は本学会の大きな特色です。また2014年に制定されたアレルギー疾患対策基本法においても、アレルギー性結膜炎が明記されているように、政策面における関係各方面との折衝など、多くの課題があり、重責に身の引き締まる思いです。個人的には日本眼科アレルギー研究会の発足から本学会と長い関わりがあり、第3回日本眼科アレルギー学会学術集会も開催できまして、それらに対し多少なりとも恩返しができればという思いです。
今後とも先生方のお役に立てれば誠に幸いです。

理事(編集) 南場 研一

北海道大学大学院医学研
究科眼科学分野

診療准教授

引き続き20211月からも理事(編集)をさせていただくことになりました。会員の皆様方にご挨拶申し上げます。
主に、年に1回発刊される年次報告書の編集、そして日本眼科アレルギー学会に帰属する文献や診療ガイドラインの転載許諾などに携わっています。アレルギーの世界も、特に他科領域では様々な治療薬が登場し、それらに基づく新たな治療戦略が打ち出されており、できるだけ年次報告書では「他科領域のトピックス」としてそれらを取り上げるようにしております。また、現在宮崎大先生を委員長として新たな「アレルギー性結膜疾患診療ガイドライン」を作成中ですが、そこにも参画させていただいています。
海老原伸行理事長の下、日本眼科アレルギー学会の発展のため精進して参りますので、今後ともご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。

理事(庶務) 福田 憲

高知大学医学部眼科学講座
准教授

2021年1月より理事を拝命いたしました高知大学医学部眼科学講座の福田憲です。
私は大学院時代より主に基礎研究を中心に眼アレルギーについて研究して参りました。当時は角結膜の細胞のIL-4受容体の解析やケモカインの発現などを研究しておりましたが、現在では他科では実際に抗IL-4受容体α抗体が治療に用いられるようになり、アレルギー学・診療において大きな進歩を実感しております。また我が国からは世界に先駆けて春季カタルに対して免疫抑制点眼薬が上市され、眼科アレルギー領域の臨床・基礎研究で日本は世界をリードしていると思っています。しかしながらアレルギー全体で考えると、まだまだ眼科医の存在感は小さいのが現状で、眼科医のアレルギー専門医・指導医は非常に少ない状況です。
今後はより多くの眼科医に眼アレルギー診療・研究に興味を持って頂けるように、また世界に向けて大きなインパクトを与える研究成果を発信できるように、その結果日本眼科アレルギー学会が発展するように、微力ながら尽力いたします。